争いは

つづく

疲れた!

書くことがありません

書くことがないということは、いま現在の状態として精神的にニュートラルなところにあることを意味するのかも

個人的には、やはり状態の終わっている時のほうがかえって活きのいい文章を綴れるように思う 状態が終わってしまっている、それはすなわち自分に関する思考にひたすらに囚われてしまっているということ そんなときは現在の自分のことが本当によく見える 自分をとりまく/とりまいていた世界のことだって本当によく憎たらしくうつる ブレーキの効かなくなった頭は異常回転し、無価値に他ならないが、おのれのこれまでを説明する、解釈するための重要な答えのようなものをここぞとばかりに導き出そうとする そうして紐解きながら、勢いにまかせて言葉をつらねているうちに、個人的にはなかなかの面白みのある文章ができていることが多い 自分語り芸人のおれにとって、そのような状態は願ったり叶ったりなものである(そんなわけないだろ)

なお、状態のよいときは、精神が思考がゆったりと落ち着いているためか、自分も世界のことも余裕をもってより客観的に捉えられる 文章もなんら焦りのないごく緩やかなできあがりとなっている、気がする 

 

このブログを始めたばかりの頃と比較すると、記事を更新した際に訪問してくれる人がいまでは圧倒的に増えた(実際は微増) 中には気に入ってくれてる人もいる(感謝) 表現したい欲と自分の中のモヤモヤを発散したい欲が合わさった、自分の気持ちだけを楽しませるつもりで始めた完全無欠の自己満足ブログであったが、ここにきて、読者の増加という現実に呼応するかのように、見る者のことを考慮にいれたやや戦略的な気持ちが少しばかり顔を出すようになっている 頭の中で考えたできるだけ多くのことを意識的に詰め込んでみたり、文章をよりわかりやすい表現に修正してみたり、定期的な更新を目指したり(戦略と呼ぶにはあまりにも稚拙で単純すぎるけど)

一方で、自分のことを、こんな性質をもつ自分という人間のことを、しっかりと見つめてもらって、その上で愛してほしいというわがままで恥ずかしい思いも根底にはある そのためにも、おれはこのブログにおいて、できるだけ、高精細に、自分のことを綴るようにしてきた しかしながら、なんだかそれをすればするほど、自らの人間としての存在感は薄まり、コンテンツ化が加速しているような感じがして(主観)、わたしいま、困っちゃってるんです 

いやいや、単なる情報の羅列に終わらずに、エンタメ的な意味内容を他者に感じ取ってもらえるのなら上等でしょうよ。ていうか、自分でそんな風に評価しているなんて、いくらなんでも驕りが過ぎるだろう。

そやけどな……

 

でもそもそも、おれが"在る"だけでなく、自ら色々と語ってしまっている点で、コンテンツ化は免れないものなのかもしれないな。完全なる孤独ではない限り、だれしもみなだれかにとってのコンテンツなのかも ただ、自らの述べるものが自分以外か、自分自身であるかによって、コンテンツ化していくものにも多少の違いが生じてくるのではないかしら

たとえば、前者であれば、思考の体系や世界の見え方、言葉の使い方などが主にその対象となりそうである 普遍的でかつさまざまなな物事を扱っているのであれば、描写や表現の中に現れる感覚の違いなどが良くも悪くも印象として残るだろうから 

対して、後者の場合だが、おのれのことなど他者にとっては元々知るところではないので、他者はまず説明をもっておのれのことを解釈することとなる そして、そこから他者とおのれとの間にコミュニケーションの生じないままに一方的な説明がなされ続けると、他者の中には、おのれに関してただの解釈だけが積み重なっていくことになる その末に生じる解釈の集大成としての像は、表現や価値観と同じくしてコンテンツの一部となる…コンテンツの一部となりうるのではないか だめだ、全然うまく説明できない いまさらすぎるが、おれは「コンテンツ」を個々人の"解釈"によって楽しまれたり消費されるものと考えています

まあ自分のことでなくとも、ある特定のモチーフ(不特定多数にとってあまり普遍的ではないもの)についての説明だけがあれば、そこから得られる情報+なんとなくの想像のみによって解釈が形成されていくのは当然のことではありませんか おれにとってそれのなにが嫌なのかと言うと、特にそのモチーフが人間である場合に、その説明された人間に対する解釈において、対象となる人物の人格が欠落したままというか無視されることになってしまうのが怖いのですね 本来の自分とは異なる像ができてしまうこと、そこへのなにかしらの期待が生まれること、本来の自分を軽んじられてしまうことなどが、すこし恐ろしいのです

別に重んじられるほどの価値、ないけどね

本当に意味不明ですよね……

 

うーーー

思考を書くのは本当に疲れる!基本的に直感みたいなものだから、言語化し整理することは自分にとってかなり難しくめんどくさい そもそも説明がド下手だし… でも思いついたことは今後も共有していきたいな 人に読まれることを意識すると、やはりちゃんとした文章にしようという気持ちが働く 昔よりはちゃんとした文章書けるようになってるんじゃなかろうか、そうでもないかな 

今回、書くことがなさすぎてどうしようかと思ったけど、あってよかった

 

・落ち込み話

横断歩道を渡ろうとしていた 救急車のサイレンがすぐそこまで近づいてるのに、帰りたさで頭いっぱいで全く意識が向いておらず、道路の真ん中にくるまでそのことに気が付かなかった 恥ずかしい…と思いながら立ち止まり、救急車の通行を優先する 救急車は合成音声でもって「ご協力ありがとう」と言ってくれた おれ、完全に自分のことしか見えてなかったよ おれと同じタイミングで信号を待ってた人たちは、信号が変わった後も歩を進めずにいたのに おれ、本当に意味がわからんかった 意味がわかって、自分がすごく情けなかった