争いは

つづく

楽しい記憶 1

どんなに楽しい記憶もやっぱりずっと鮮明に覚えておくことはできないし、忘れることが悲しくなってきてしまうので、記録することにしました

 

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友達にある日の自分の話をしたところ、めちゃくちゃ笑ってもらえた それはもう、声も出ないくらいで、彼女の目元には笑いすぎによる涙が滲んでおった そんなにウケるとは想像もしてなかったので困惑したが、やっぱり嬉しかった 人を笑かすことができるとなんか嬉しいよな

でもこの気持ちって不思議だ 人を楽しませることができて嬉しいって感情、なんなんだろう 進化の過程の一体どの段階で獲得されたものなんだ、おれ自身はいつ頃このような気持ちを身につけた、どうして人間はこんなふうになっていった!!?おい

まあ、それについてはまたおいおい考えるとして、人が自分の話で笑ってくれてる時の自分自身の佇み方って、難しくない? うれしい、うれしいのに、どうしても σ(^_^;) になってしまう 合わせて笑ったりするけども自分としては友達が笑ってるほどは笑えないから、とりあえず「笑いすぎ」「そんなに〜?」と言ったりしているけども 延々「笑いすぎ」「そんなに〜?」と言うわけにもいかないしさ、難しいよほんと 一緒になって笑うスキルを磨くべきなのか 気にしすぎか?

話を戻すが、友達はひとしきり笑ったあと、止まらなくなった笑いを止めるための秘訣を教えてくれた 曰く、エロいことを考えるのがいいらしい 発想自体は別に驚くべきことじゃなかったけども、その子がそんなことを言うのが結構意外だった どんな想像をしているのかがものすごく気になったけど、あえて聞かないでおいた

おれだったらどんなことを考えよう

余談だが、最近その子は天ぷらを作るのにハマっていて、今ではお店より美味しく天丼を作れるまでになったのだという 食べたいなー

 

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友達がお土産を渡したいと言って連絡をよこしてきた その日はインターネット・フレンドと遊んでおり、連絡に気づいたのはその人を見送った後のこと 2時間ほど経っていたが、返事をするとすぐに既読がついた

相手は地元のイオンから徒歩で実家の方へ向かっているということで、おれがいま家にいるかどうかを尋ねてきた 家にはいなかったが、現在地から家までの所要時間が相手と似たようなものだったので、ただただ「ちょうどいいやん!」と言い合いながら、なんとなく、互いの実家の周辺で合流する雰囲気になった(友達の実家とおれの実家は割と近所)

実は、このときの自分にとって、その子と会えるのはきわめて都合がよかった というのも、誰と遊ぶのかを家族に聞かれた際、おれはインターネット・フレンドとは言えず、地元の友達であるその子の名前を出したのであった(変にいじられたりするのがわかっているから) 嘘を貫き通せるか不安だったので、嘘が真に近づいて本当によかった(会えるのももちろん嬉しい) しかしながら、もうそろそろ、おれが誰とどういう用事で出かけるかを聞くなんてことは、よしてほしいものだ おれ自身ももっと上手く誤魔化したりスルーしたりすべきなんでしょうけどね 修行します

友達と会ってお土産を受け取った後は、別の友達(Bとする。ちな上記の笑いの子と同一人物)のところへ一緒にお土産を届けに行った 友達はつい最近、他の友達(Cとする。おれ自身は最近会えてない)と尾道に行ったのだが、以前(数年前)、Bとも尾道に行く約束をしていて、そのときは自らの寝坊によりドタキャンしていたために、Bと接するのが少し気まずいようだった そういうわけで、お土産をおれよりも多めに用意していた 道すがら手紙も書いていた お土産多くしたとて…と思うけども、それがその子にとってせめてもの償いなのだ おれに対するお土産がはっさく大福一つだけなのを申し訳なさそうにしていたが、そんなの気にしなくてもいいのになと思った(おれ自身は全然お土産とかあげられてないし)

Bは不在らしかったので、お土産をBの自転車のカゴの中に入れ、駅の方へ向かった 互いにすこし名残惜しさを感じており、自然な流れで公園に立ち入る 女二人ベンチに座った おれはその日はほぼ屋外にいたので、なかなか体が冷えてしまっていた 寒がっていると、その子がジャケットを貸してくれて、なんだか心まであたたかになった

ツイッターの人の、瑛人の香水の最初の部分がわからなくて声に出して正解を探り当てようとしている音声(ツイート)をきいて、笑い合ったり、一緒に真似して歌ったりした その子は最近、機関車トーマスがドリフトしまくる?みたいな動画で死ぬほど笑ったんだって

はっさく大福おいしかったー

 

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インターネット・フレンドと遊んでいるときのこと 近くにいた子供たちが暇つぶしに手遊び?をしていた じゃんけんの応用のような「カレーライス、グー辛、グー辛、チョー辛 チョー辛、チョー辛、パー辛、(あいこで)水!!!!!!」といった遊びや、これに関してはおれも全く知らんのやが「存在しない。一歳二歳三歳四歳………」といいながら一方が上下左右に指差してもう一方が顔を上下左右に向けるというあっち向いてホイの応用のような遊びである(訳わからなすぎ)

インターネット・フレンドにとっては、どちらも未知なる遊びであるようだった 後者のあっち向いてホイ・亜種のような遊びはおれもわからんかったが、カレーライスの方はよく知っているので、教授して、おれたちもあとから何度かやってみたりした カレーライスをするにあたって、昔は片手だけ握手していた記憶があったから一応そうしてやってみたんだけど、人と握手するのが久々でむず痒い気持ちになった しょうもない遊びなんだけど、おれはかなり楽しかったしムキになっちゃったな

歩いている途中、おれの近くにミツバチがいたようで、インターネット・フレンドが軽く追い払ってくれた あとからしみじみ、そのときの光景がおれの好きな漫画のあるシーンに似ているように思われて面白かった

この日は、もしかしたらおのれのハイキックを披露することがあるかもしれないと思って、前日にBとお揃いで購入した、Bのエキスつきパンツ(Bが試着したやつ)を履いていったのだが、結局ハイキックは披露せずじまいであった 悔やまれる いつか披露したいねー