争いは

つづく

それが一番大事♪(?)

メソメソしている いま現在のおれを形容するにまさしく最適な言葉である なんでメソメソしているか、その理由は多いようで実は少ないかもしれない おれとしてもメソメソの全容というものを把握しきれていないのだ 漠然とした不安感が次々と押し寄せて、いまはただそれに揉まれているだけの状態 ギリギリ溺れてはいないようだが、そのうち波に攫われてしまいそうな心地である

せっかくの休みをこんな気分で過ごしていくことになるのはつらい だけど対処の仕方がわからないし、忘れようにも忘れるのが得意ではない なにがメソメソさせるのか、どうしてメソメソするのか、わかったほうが多分マシなんだろう はあ、こんなこと考えたくない ていうか、全然こういう書き出しで始めたくなかったのに

 

4月から社会人になります 社会人という言葉を使おうとするとなにそれ?て思ったりもするけど、要は、学生の身分を離れ会社員になるということです 就職先は県外です 地元を出ます 初めてひとりで引っ越しします 就職先の土地の良さなどは正直まだあんまりわかってないし、これから良いと思えるかどうかも微妙なところです あらゆることが不安すぎていまはあんまり希望を抱いていられません

不安の一つは、やはり不慣れな土地でなんとかやっていかなきゃいけないというところかも 大阪生まれ大阪育ち 地元の街はベッドタウンというかそんなに都会都会したところではないものの、遊んだり暮らすのにそう不便はなかった 移り住むところ(3月26日現在、こっち)も住むには苦労はなさそうだ ただの生活を送っていくには、近所にスーパーはあるし薬局もあるし駅もそんなに遠くはないし、便利な方だろうとは思う しかし、たくさん車が走っていて、冬には雪が降って、自分がこれまで存在してきた景色とは異なる様相がそこには広がっている いまの自分の行動様式も、その場所のあり方に沿うようにして変えていく必要があるんだと思い知らされ、このことに戸惑う気持ちがあるのです

もう一つの不安は、知らない土地への適応をこの身一つでやっていかなければならないということ 今のところ、向こう(こっち)には友達がいません そもそもおれはあまり積極的に交友関係を広げようとするタイプではなく、関係を続けていこうとする根性もなく、大学ではついに一人になりましたが、それでも別になんとかなってしまっていました いま連絡を取り合うことがあるのは地元の友達くらいです 諦めの気持ちと逆張り精神のようなものが板につきすぎていて、友達作りというものを今更きちんとできるのか自信がありません いや、そういう言い訳をしたいわけではなく、" ただ働くためだけに一人でイチからここでやっていく意味! "と思う なにを支えにしてやっていけばいいんだろうか

また、友達や恋人と離れ離れになるのが普通に辛すぎる 会おうと思っても気軽に会えない 会うのにコストがかかることが嫌なんじゃない ハードルが格段に上がること もちろんおれとしてはハードルを乗り越えていくつもりだが、その機会をうかがっているうちに疎遠になっちゃうような気がして とにかく自信がない

なにもかもをやり遂げていく自信が ない 仕事でのぼりつめていくことも考えられない だって近くに誰も好きな人がいないのに、好きなことがないのに 自分のために頑張るとして、このような、生活だけができて文化へのアスセスが遠いところで、楽しみがなさすぎる 仕事を楽しめるかもしれないけど生活を楽しめない状態の上に成り立つとも思えない スマホひとつで本を読めるし映画も観れる ゲームもできる 自炊 手芸に勤しんでみたっていい でもそういうことに勤しめるほどの余裕があるのかはわからないし、家の中だけじゃなく家の外にも楽しみがあってほしいよ ていうかインターネットの開通が1ヶ月先なんだよ~!泣

そりゃ友達とか恋人と会うことは楽しみだ だけど、もし近くにいたらその楽しみをいまよりもっと前提としてさらなる楽しみのことを考えられたはずだし いや、そうでもなかったかな

なんでも悪い方に考えすぎな自覚はある 考えだしたらきりがなく、この地にとどまらない理由ばかりが増えていく

閉じこもって文句ばかり言わず楽しいことを見つけていきたい 見つけることを楽しんでいけばいいのかな

たまにスペースとかやるから、おれにアドバイスしたり、叱ったり励ましたりしてくれませんか

 

おれって暇と退屈、孤独感を簡単に紛らわしたいだけの刺激に飢えたわがまま人間だ泣泣泣 愚痴っぽくなってすみません

 

でも、まだ本当に短いながらもこの土地で過ごしてみて、ここにも生きている人たちがいることを知って、たくさんいるし老若男女多種多様であるのだなあとわかると少しだけ安心したな 結局おれは差別的というか優越的なまなざしをもってこの土地のことを見ていただけかもしれない

より文化的なところに憧れるのは別によいこととして、ここも楽しむつもりでいよう

 

3月が終わってしまうー