争いは

つづく

今日はクリスマス

サイゼの100円ワインは不味くも美味くもなかった

酒のうまさなど、それを判断する基準がまだ何にもわかっちゃいないのだ

 

去年のクリスマスはあるひとりの友達と過ごし、今年もまたその子とは違うひとりの友達と過ごした 本当は去年過ごした友達もこの会にいるはずだったのに、かなしきかなしきドタキャンにより2人きりになってしまった なにも問題はない ただすこし、物足りないような気はした 

クリスマスだからといって、この25日という日に特別な、象徴的なものがあるからといって、やったことは至って普通である ぶらぶらとショッピング施設を歩きまわりながら、近況や悩みなどを打ち明けあう 俺はこのところ心配性がかなり育ってきていて強迫性障害と言っても過言ではない域に達してる その弊害や、ほんのすこしあるメリットを語り、また友達のキラキラ(思い出の"さま")をSNSで目にしてしまう苦しみ、諸々に対する最悪の自己嫌悪 などを共感することができた やっぱり俺は女だから共感が大事なのか もし客観的かつ論理的になにかしらの意見を言われていたなら、俺は発狂していただろか 恋人たちで溢れる都会の街の中 迷惑をかけないよう ひそかに 

 

間違い探しがめちゃくちゃできた ワインを飲んだ状態で 間違い全部見つけた、この世の間違いも全て。 あのワインは、飲みやすく、酔いが早く回る 100円の魔法 うまいとかまずいとかは何もわからん ただ、一緒にいた友達はあんまり美味しくないと言っていたけど、なんでそんなことわかるんだと、俺自身はまったく納得できなかった