争いは

つづく

真実を整える

俺は多分何もなくても生きられるんだろ 漫画もテレビもゲームもまとめサイトも可愛い服も化粧品も映画も音楽も友達も恋人も希望も どんなに何もない状況にあったって死ぬまで至らないんだろ 食糧がなかったら餓死してしまうけどさ 自分で死に切ることはどうしたってできないんだ しぶといわけでもなく、ただ、生きてしまう 

何か特別辛いことはあるようでないような 大学で完全なるひとりぼっちになったことも、あんまり悲しくないし 本当だったら辛いはずのことがだんだんそう感じなくなってきた 涙も出てこなくなった  お母さんにたまに「死ね」など言われるときは反射で少しだけ目中に液がにじむが

 

この前ためしにプーさんの病理診断的なのをやってみたら、90を超えるような特別高い数値は出ず、1番グラフがふれてたのが不安障害みたいなので80いくつで、その他70位のがいくらかあった 気になっていたイーヨー(うつ病)は多分50か60、よくて(よくて?)70だった 俺はうつ病じゃないんだと思った ちょっと悲しかった 俺は「うつ病」に甘えたいだけだったのかな 一度も精神科に行かなかったし、大学のカウンセリングさえ利用することはなかった

 

おそらく俺は何もなくても惰性で生きてしまうような人間だけど、何かあれば楽しいなとは思う 友達と会っている間はいつも楽しい 

ついこの前友達と遊んだ かき氷を食べ、少し服を見、また何かしら食い、深夜までカラオケで歌い、やよい軒に行き、友達の家で夜を明かした(普通に寝た)  泊まるつもりじゃなかったから駅に止めた自転車の駐輪代が倍かかった お金がもったいないなと思ったけど、多分これ以上夏遊ぶことないだろうなと思って許した 可愛いけど履き心地はいまいちな靴をオシャレして履いた 小指や親指、足の裏が信じられないくらい痛くなった だけど東京に行った時の比ではなかった そのときは帰る直前なんて四足歩行したくなるほど足が痛くてちょっとだけ泣いていた

翌日、午前10時の映画祭に行こうかという話をしていたが起きるのが遅かったしなんか却下されてなしになった 友達はずっと寝ていた 俺は友達の家にあった漫画を勝手に読んだ 番外編も合わせて6巻だけど読み終わったのは18時くらいだった

死にたい気持ちはどんな状況であれ目を光らせている 死ねないくせに、どうせ死なないくせに、それは脳みその心臓のずっと深いところに蔓延っていて、俺の首を狙っている

音楽を聴くのも楽しい 新しい曲や好きな曲を聴くと 心臓がおどり、血液は巡る 体温が上がり 一時的に無敵の気持ちになれる 作る人のことをすごいと思う かっこよくて自分もそうなりたいと思う 

誰にも追いつくことのできないままおれは大人になっていく

   

おれが、たぶん、何もなくても生きられる代わりか、おれ自身もなにひとつ持ち合わせているものはない

だからおれから人が離れていってもそれは当然のことだし、今の俺はそれを静かに受け入れる準備ができつつあると思う 

 

おととい(&きのう)猫に2回会えて嬉しかった