争いは

つづく

グエー

はっきり言って暴力が好きです

とはいえそれは肉体的な暴力に限るし、理不尽な暴力さえ好んでいるということではありません あくまでわたし視点で、正当な手段としての暴力が好きです 正当な暴力などない!と言われようが、わたしの中にはある

たとえばそれは理不尽に対抗するための暴力です もしそれをふるうことができるのなら、自分に浴びせられる不当な暴力も許せるかもしれません

春休みに入ってからというもの、ふとしたときに脳内に暴力の映像が流れるようになった 作品のワンシーンとかでなく、ぼんやりとしていてなにかを特定できるものでもないので、とりあえずそれを行う者、被る者どちらも自分としてその像を捉えるようにしている(理不尽は嫌いだという体を保つためにわざとわからないフリをしているだけかもしれないが)

 

このあいだ母親と些細な事柄から大喧嘩になりお互い身体に痣や傷を作った 激怒によって本物のバケモノと化した母にほぼやられっぱなしとなり、その日は悔しさに歯を食いしばり枕を濡らした 喧嘩の真っ只中母親を殺すことも考えたほど理不尽な怒られで、後になって「自分を主観で正当化してはいけない」と母親の精神をわかろうともしたけど、それでも自分のかわいさが勝ってしまった

暴力の脳内放送はせめてもの慰めのつもりか、そうすると暴力の対象は母親で、ふるい主はやはり俺なのだろうか

 

バイトもせず、ほとんど家に篭る毎日 (たまに友達の家に行き犬と戯れたり服のリメイクをする)

特に考えることがなくなると

よみがえるさまざまな暴力の記憶

過去の痛みをかてに、現在の暴力欲がふくらむふくらむ どうか、仕返しをさせてくれ!!!!!!

そんなことは無理なので、わたしはおのれの分身が欲しい 分身と殴り合いをしたい 顔面なし、いたぶりなしのルールの下、暴力の応酬を繰り広げたい