争いは

つづく

生活α

靴下が見つからないと泣き喚くわがままを君は笑ってくれるか

 

去る人を 見つめる人よ 木枯らし

 

抱きしめてもらうことなきこの身体在らせる意味はあるというのか

 

希望萌ゆ 若きお前に 春一番

 

下手くそな笑みが得意なきみの頬右側だけが盛り上がってる

 

毛虫より 歩みの遅い おばあちゃん

 

ねこちゃんの細き瞳孔閉ざされて光戴く金の虹彩

 

「忘れます」 嘘も五年目 闌ける秋